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ときどき日記
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| 《 ミラノ、コルティナオリンピック 》 |
[Vol.221/2026年03月] |
二月六日から二十六日まで第二十五回オリンピック冬季大会がイタリア北部の都市ミラノとコルティナ.ダンべッツォで開催されました。
今回のオリンピックにおける日本選手団は大奮闘され、金5・銀7・銅12個のメダルを獲得されました。また、八位以上の入賞も24名を数え、冬季オリンピック史上最高の成績を残すこととなりました。
とりわけスノーボードのハーフパイプやビッグエアなどの新しい競技に於いては日本人選手の若いパワーが炸裂、十代、二十代の金メダリストが誕生しました。
冬季オリンピックは夏季に比べれば参加国も少なく、基本的にヨーロッパ諸国の生活に根差したスポーツが主な競技となっていました。アルペンスキーやノルディックスキーそしてジャンプ、バイアスロンはヨーロッパ山岳地方の文化に根差しており、またスケートやボブスレーやリュージュといった競技も湖水地方の生活文化に根差しているといってもよいでしょう。
このような競技は長年の歴史に裏打ちされたものなので、ヨーロッパ以外の国々ではなかなか根付かず競技人口もそれほど多くないのが現状です。したがってメダル、入賞もほとんどヨーロッパ勢が占めてしまう結果となります。
近年、Xゲームが作り出したと言える新しい競技がオリンピック種目に加えられました。 スキーモーグルやスノーボードハーフパイプなどはゲーム性が高く、競技環境もアルペン競技に比べれば比較的に小規模なのでヨーロッパ以外の競技人口も多く、結果そのような競技に於いてはヨーロッパ以外の選手の活躍が目立ちます。特に日本にとってはこのような新しい競技における活躍が目立っています。
一方、スピードスケートやフィギュアスケートまたスキージャンプなど既存の競技においても日本人の活躍がありました。これは競技環境の充実が大きく、ジュニアからの国を挙げての育成が功を奏したと思います。とりわけフィギュアスケートペアの璃来、龍ペアの金メダル獲得は長年の育成成果の結果だと思います。
このように日本は冬季オリンピック競技において着実に実力をつけ、国別メダル獲得数でも十位となりました。このことは選手をはじめ関係者の努力の賜物であり、結果を出すには優れた指導者、優れた環境が必須であり、一朝一夕には出来ることではなく弛まぬ努力の結果と言えるでしょう。
何かと暗い世相の中で感動と勇気を与えてくれたオリンピック、そして参加したすべての選手に感謝したいと思います。
6日から始まるパラリンピックも日本選手団のメダルラッシュに期待し、全ての選手が実力を出し切れるよう、良い結果を得られるように願っています。
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