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《 年 別 》














《 活性化 》
[Vol.136/2018年11月]

十月初旬は毎年東京日本橋で開催される「キモノサローネ」に今年も例年通り参加しました。今回は参加費用が若干上がったことなども影響してか参加店数もやや少なく、結果来場者もやや減少したように感じました。しかしながら売り上げ自体はこれまでの最高だったそうで客単価が上昇したということでしょう。

何がこの結果をもたらしたのでしょうか。 キモノサローネは2012年に初めて開催され、様々な経緯を経て現在に至っています。 当初は取り敢えず和装の振興ということで生産者、流通、小売りの枠を超え新たな和装市場の提案ということで船出したのですが、予想以上に消費者の反応が良く次年度からは規模を広げカジュアル主体の開催となりました。 ちょうどそのころ本格的なSNS時代の到来と重なり、いわゆる無店舗インターネットショップなどが多数参加し、来場者も一万人を超える盛況ぶりでした。しかしながら底辺を広げるという意味での目的は達成したのですが、やや雑多な雰囲気と短期的な販売を目的としたネットショップなどの傘下により、来場者の増加の割には売り上げに反映しませんでした。 また、あまりにも出展者の範囲が広まったためにやや何でもありの雰囲気も出てしまいました。このような傾向が数年続いたのですが、今年は例年になく会場、来場者共に少し落ち着いた雰囲気が感じられました。
来場者のお召しになっていた着物も従来の和装の雰囲気を逸脱しない範囲での洒落感を感じるものが多かったように思われました。出展者も数年に渡り継続出店されている方が主体となったことで焦りのない落ち着きを感じられました。
なんとなく「収まるところに収まってきた」という雰囲気で私は非常に良い傾向だと思いました。 まったく一から積み上げてきた「キモノサローネ」が様々な経験、紆余曲折を経て現在の形に収まりました。いろいろなことに挑戦し、評価されるべきところは伸ばし、反省すべきところは修正する、これこそ活性化というべきものです。 サローネの実行委員の方々は私利私欲なく全体のために寸暇を惜しんで努力されたと聞いております。一から創り出す事、またそれを継続さすことは本当に難しいことです。 「キモノサローネ」が今後も継続し、業界全体の活性化に貢献することをせつに願います。